そういうわけで〜
オソラカンから水越峠を越えて行く仲間たちと別れ、クルマで先回りしたのです。
そして、内黒峠から十方山方面へ、仲間を迎えに行ったわけですが、途中から喉が渇いてきた
しかし、自分ちの裏山感覚で登ってきた奴は危機管理なんて言う意識はなく、
まったくもって手ぶらで入山
両手をしっかり降って、ハイホーハイホー楽しい山登りスタスタ山を登る
そうして、彼らと2時間弱で出会うわけです
まず、山の中で再会を喜び、乾杯と称して、ペットボトルを奪いとる
一瞬で飲み干す
しばらく鳥のさえずりを聞きながら、自然に溶け込んでいました。
それから、戻るわけですが、行きはヨイヨイ、帰りは上り勾配であった
気づいた時は、すでに大幅ペースダウンしていたのですよ
身体が重たい足が上がらない身体が動かない
休みながら行けば、何とかなると思っていたが、一向に回復しそうにない状態でした。
結局、仲間の一人に待ってもらいながら、半歩ずつ前に進むのが精一杯でした。
そのうち、地面にヘタリこんで休んでも、まったく回復しない体力に疑問を抱き始めた
このまま、山の中で夜を明かすのかさえも考え始めていた。
何かおかしい
今日1日の行動を振り返るまでもなく、原因は明確でした
ガス欠だ
朝から何も食べてなかったのです
気力を振り絞って、トランクの中にビールが一本だけ残っていることを思い出し、半歩ずつ進んだ。
そんなツラい思い出もある、過ごしやすい初夏のオソラカンの山々でありました
えっビールはどうなったかって
500mlのビールは、もちろん数秒で飲み干したった
この時のビールの味は、今でも、これからも最高のビールであろう