三泊四日の松江出張である
毎年この時期は松江出張で、5回目の松江になる。
実は、松江はスベスベ温泉地でもあり、仕事とは言え、毎年楽しみにしていたりする
ティファニー美術館前のバス停では休暇中の同僚に遭遇したり、毎年、何かしらの事件が起こっているが、今回は強烈であった
恐らく1時を過ぎたくらいだろうか
シ〜ンと静まりすぎているホテルに、突然
ガチャガチャッ、ガチャガチャッ、ガチャガチャッ
そこら中の部屋のドアに鍵を差し込んで開けようとする音が響く
もちろん我がスイトルームもガチャガチャ言わしよった
差し迫った緊急事態に、深い眠りから現実に戻る過程の中で、かなりの恐怖感と緊張感が襲ったが、しばらくすると、隣の部屋で
ピンポ〜ン
呼び出しベルの音
男同士の言い争う声なのか、単なる話し声なのか区別はつかないが、何か物音がした後
またガチャガチャッと言う音が、、、
しかし、絶対にドアは開けられないと言う、変な自信とともに、眠りと現実の狭間に身を置いている自分がいることを確認しながら、行きつ戻りつを繰り返していた(-_-)zzz
しばらく自分がどちらの世界にいたのかわからなかったが、
恐らく3時過ぎた頃だろうか
地鳴りのような音に気づいた
これが鞍馬のパワースポットに立った男の定めなのかっ
地球の悲鳴が聞こえ、愛と平和のために立ち上がらなければならないのか
ある時は繁華街を廻る夜回り先生またある時は地球の平和を守るウルトラ警備隊
人生を振り返ると、すでに半分、片足を突っ込んでいるようなので、覚悟を決めたっ
エイヤットゥ
と受話器を取り、電話をする
プルルルル〜
「はいフロントです。どのようなご用件でしか」
「あの〜、その〜」
「部屋の外で人が寝てるんですが」「いびきが酷くて、、、他の方も迷惑されてると思います」
任務完了いい仕事っぷりだっ
起床まで後2時間を切っていた
《オマケ》
〜数分後〜
「おと〜さん、おと〜さん!大丈夫ですか?」
「う〜¢@◇ん〜〇ψ▼Я∈」
「お部屋に帰って寝ましょ」
そんなやりとりが聞こえてきた
お酒はホドホドに